先週末、先輩のフォトジャーナリスト・新藤健一さんの出版記念パーティーに出席するため六本木アカデミーヒルズ40へ行った。何故この会場が選ばれたか というと、その著書「疑惑のアングル〜写真の嘘と真実そして戦争」(平凡社)のカバー写真として使われている米軍へリポートを眼下に見ることができる場所 で、映像情報の検証や戦争の影を明らかにするその内容がストレートに伝わってくるからだ。しかし、六本木ヒルズという空間は、集まったつわものどもにとっ て、とても居心地が悪そうだった。乾杯が行われたときはまだ明るく、霧に包まれていた東京の空も、気が付くとすっかり闇に覆われていた。窓越し に地面を見おろすと、道路を走る車のライト がいくつもの光跡を描いている。そのとき頭の中に一昨年流行ったスガシカオの曲が流れ、ふっと思った。ホリエモンと村上ファンドもこの光の川に消えてしまうのだ ろうかと。

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